桜哀歌

 

 

 

 

涙のワケは

「雨に濡れたから」と言いましょう

 

 

胸に秘めた　熱い想いを

ハートの形の花びらに乗せ

 

ひとつ・・ふたつ・・って

今年もまた咲き出したよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとうは青い空に寄り添いたいの

大好きな　澄んだブルーに包まれたい・・

 

 

あなたは何を想っているの？

咲いた桜が思い起こさせる

 

楽しいことも・・

悲しい事も・・

 

 

さくらよさくら・・

あの人の記憶に私は刻み込まれるのでしょうか・・？

 

 

さくらよさくら・・

あなたが咲くたびに　あの人は私の事も想い出してくれるのでしょうか・・？

 

 

さくらよさくら・・

想いのカタチした花びらとなり・・

あの人のもとに飛んでいきたい・・

 

 

さくらよさくら・・

春の風になり

あの人のもとに連れて行って・・

 

 

さくらよさくら・・

来世もあの人に出逢えますか・・？

 

 

さくらよさくら・・

来世出逢えても・・

あの人は別の誰かを探すのでしょうか・・？

 

 

さくらよさくら・・

来世もまた・・私はひとり此処で迷うのでしょうか・・？

迷ったまま・・途方に暮れて佇むのでしょうか・・？

 

 

さくらよさくら・・

あのひとに逢いたいよ・・

 

 

さくらよさくら・・

あのひとに振り向いて欲しいよ・・

 

 

さくらよさくら・・

あのひとと繋がっていたいよ・・

 

 

さくらよさくら・・

あのひとのもとに連れて行ってよ・・

 

 

さくらよさくら・・

 

あぁ・・

 

 

さくらよさくら・・

あなたの前では涙流してもいいですか・・？