青の中を泳ぐ

倉庫 .。.:*☆

2018-01-01から1年間の記事一覧

魔女の子

私は魔女の子 お姉ちゃんは優秀な魔女 魔法学校でも常にトップクラス 空も飛べるし、何にでもなれる 人の心も変えられる だけど、彼女の笑顔を見たことない 同じ姉妹なのに、私は落ちこぼれ ママはお姉ちゃんを見習いなさいと言うけど 暗い森になんか行きた…

薄月夜

窓の外に灯る月が 私を誘う 温もり残る窓を開けると 流れ込む 冷えた空気 もう虫の声も聞こえない 金木犀も香らない 秋がいなくなる前に 夜の調べを聴きながら 薄い銀の波間を泳ぎましょう 疲れたよね 頑張ったよね 君は何処で どんな気持ちで見上げるのかな…

パレット 2

紫 ピンク オレンジ 赤… がほしい 青

純粋な瞳の奥に 映る光 いつも輝きを失わないで 深い深い闇も 止まらない波も ずっと照らし続けて行くのだろう 透明度の高い眼差しで ただ見守られていたいだけ ひっそり浮かぶ その姿 ただ見蕩れていたいだけ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌙・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ハーバリウム

花の時間が止まってしまう 春に夏に愛したものが消えてしまう 秋は少し苦手だ 枯れた花は 二度と同じ顔して笑わない事を知っている だから綺麗なまま閉じこめた 君の中ではもう過去かな 私の中では永遠なんだ 瓶詰めにした言葉が 今も色褪せないまま あの日…

あなたは何故そんなに強いの? 力があるから? 体が大きいから? ケンカに強いから? 鋭い牙を持っているから? 大きな声で 威嚇するから? いいえ 違います 崖から 這い上がってきたからです .。.:*☆

台風

憎しみからは 何も生まれない そんなことは わかっているよ 大切なものを壊されたのだ 憎しみからは 何も生まれないけど 憎しみから癒えぬ傷が形を残す 人の心なんて知らないよ アンタらだって地球(こっち)の気持ちわかってないだろ 祈っても無駄だよ 神さ…

雑草の叫び

薔薇の子として生まれた あの子 愛しい人の手に渡される 野に咲く花の子として生まれた私 まもなく除草剤で殺される どうしてなの? 同じ花でしょ 一生懸命に生きて 何が悪いの? それとも 私の存在自体 罪なのでしょうか…

秋…

水晶の煌めき揺れる 黄金の稲穂 清朗な空気が夏の名残りを消して行く ふいに香った金木犀 擦り切れた心が 甘く透明な腕の中にとらえられてく 季節は加速 一段と高くなった空と雲 優しく燃える夕焼け纏って 静かな夜を抱きしめて 哀愁が少し漂うけれど 明日が…

名も知らぬ花

棘を持つ薔薇の花 毒を持つ 曼珠沙華 枯れてしまうその前に どうか誰か摘みに来て 儚さ 侘しさ魅了する 誰もが振り向く 美しきレディ そんな華やかさなど 持ち合わせていないわ 私には 名も知らない雑草がずっと似合う 名前も知らない雑草を 心に植えて生き…

月あかり

太陽はありがたいですね 懲りずに私を明るく照らしてくれる ときどき 満面な笑みを浮かべてみるけど 気分で満ち欠け繰り返し ときどき ふらりと消えてしまう 完璧でない私を許してください それでも一生懸命に生きてるあなたを 今日も遠くから見守らせてくだ…

やさしい雨

流すなら 美しい涙を流したい ガラス瓶に注がれた雫に 花弁をひとひら浮かべて海へ還す 木々を潤す やわらかな雨のように ただ しとしと… 傘もささずに濡れていたくなるような そんなやさしい雨に…

パレット

【 赤 】 【 白 】 【 黒 】 【 青 】

9月の人魚

8月の夢は 弾けて消えた 初めから無かったものだと思おうとしても 芽生えた感情は簡単に消えなくて困る 人魚は海に帰れずにいた 憧れの王子は隣町の姫と 熱愛中だという噂を聞いてしまった そうか… どうりで最近 忙しいわけね ロマンティックな人生なんて …

何か ショック~

宿題しない 片付けしない 得意なことは 息を抜くこと 君はいつもだらしないよね だけどいつも楽しそうだね 息の抜き方 教えてよ なけなしの小遣い握りしめ 一緒にアイスを買いに行こうか♪ 空に雄大な雲が浮かぶ夏の終わり 脳天気に あはは♪と笑って 跳び回っ…

想い出の中の笑顔抱きしめ 夕立に哀しさを混ぜ 心の傷を癒すような雨が降り始める 大好きな向日葵が悲しみを謳うように項垂れる 「 キミはいつだってボクの太陽。憧れだから。」 自分では頼りなくても 儚げなキミを どうしようもなく愛しくて 混じり合う汗を…

輝。.:*☆

傷つけば傷つくほど 情けなく思えば思うほど 磨かれて輝きを増す原石 暗闇に堕とされたとき さらに輝こうとする魂 何度蹴落とされても 翔びたい気持ちは誰にも止められない くらくら くらくら 今にも溶けそうな炎天下 夢を手放すのを辞めない 背中に受けた声…

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夜が揺らめく 銀色の波ひっそりざわつく海辺の夢いつもより清々しくそよぐ風夏の魔法を静かに解かすまどろみと覚醒の狭間で波の音を聴く 午前零時涼しそうに笑う月散らばる星たちがそこらじゅうで乱舞し 深夜を見つめる晩夏の夜の夢*・゜゚・*:.。..。.:*・'🌙*:.。. …

人魚の夏休み

カレンダーの中 立秋という文字が涼しそうに泳ぎ出すソーダ水の中の入道雲攫わないで 雷雲よ眩しい汗と煌めく笑顔叶わなくても…生命がどこまでも続く 歌を歌いたい魔女の呪いが解け ご褒美にせっかく神様から いただいた声この声でたくさん君と話をしようこ…

刹那

賑やかな祭囃子裸電球に照らされた 幻燈の夜店楽しそうに はしゃぐ人々に混じってはぐれないように…を言い訳にして「 手を繋ごう 」なんて、とても言えないよく冷えたペットボトル蒸し暑さにボーっとしてる あなたの頬に押し当てる怒られちゃうかな…でも、つ…

夏のせい sideA

yellow

日の光が突き刺さるような夏の日 暑さに負けそうになる 思考が壊れそうと嘆く私を抱きしめてくれた いつか君の本当の笑顔を見たいと慰められながら 命を燃やして叫ぶ 蝉の声が響く中 青すぎる空に向かって 背伸びするあなたが 大好きです いつもありがとう …

解放

サカナ

ワタシは魚 どこかの海を泳いでた群れになって流れて泳ぐ潮の流れに上手く乗れずに仲間たちから責められたワタシの名前を呼ぶ声がする嬉しくなって 群れから外れた上手く泳げないワタシに寄り添ってくれるその時は幸せだと思ってたここはどこ…?濁った水 狭…

けたたましい蝉の大合唱 40度越えのありえない場所 卵が焼けるアスファルト 夜になっても冷めない空気 耳を突き刺す サイレン音 今日も何処かで… もうこれ以上、大切な芽を摘まないでほしい… 「 根性 根性 ド根性 ! 」 「 元気に外で! 」なんて、無責任…

水平線の彼方

カランと鳴らす ラムネ瓶シュワリ弾けた先に 君の面影裸足で触れる 緩やかな波水の惑星 心地よい青鳥が空に呑まれてく氾濫する光 晴明な青風が空が 夏色に変えてく水しぶき 零す煌き完結しなかった 恋と友情キラキラ夢を 落とした侭水平線をゆらゆら漂う想い…

。。。

楽しみにしてた 夏の計画 風鈴の音 夏祭り のどかな田園風景 わずかに張った水に浮かぶ虹彩 敵わない… 天の怒りが奪ってしまった… 生温い風 激しかった豪雨が嘘のような 青空を背に 夏が泣く この度の大雨による被害状況が深刻過ぎて言葉になりません。 少し…

over the galaxy

連れてって… 散りばめられた 星の海 助走をつけて飛び立てば 重く立ち込めた雨雲も 超えられそうな気がするの 夜の闇に浮かび上がる 満天の星 銀に光る河跳び越えて 天の川へDiveしようか しあわせとせつなさ 交互に波打つ あれから一年過ごしてきたの 眩し…

水たまり

☆ 関東梅雨明けしましたね。 早くないですか? 6月の梅雨明けって… いつも大体、海の日あたりですよね。子供が夏休み入るか入らないかぐらいの時期。 しかも、6月より7月の方が雨が酷い感じがするのですが… もう6月も終わり。早い! あっと言う間に一年の半…