青の中を泳ぐ

倉庫 .。.:*☆

あさがおの詩(うた)


純粋な瞳の奥に 映った光
あの輝きは あの頃のまま

夏は手を振り 行ってしまった
次の約束も 交わさぬまま

冷たくなった 朝の空気に
雫のジュエルをプレゼントされても
受け留め方がわからずに
どうしていいか 少し戸惑う

私は此処に居てもいいの…?
一緒に笑い合った夏の花たち
今は扉の向こう側
切なくなるのは いつだって
途方に暮れる 残される側

樹々渡る 秋の風は
コスモス揺らし
私の頬撫で
愛の詩(うた)を口ずさむ

少しだけ不器用な貴女は
格別に愛らしいのよ
孤独じゃないの
孤高なの…

最後のひとりになっても
傷つかない術 身につけなきゃね…

高くなった青空に
まだ
希望の夢を魅ようとしてる