青の中を泳ぐ

倉庫 .。.:*☆

刹那

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賑やかな祭囃子
裸電球に照らされた 幻燈の夜店

楽しそうに はしゃぐ人々に混じって
はぐれないように…を言い訳にして
「 手を繋ごう 」なんて、とても言えない

よく冷えたペットボトル
蒸し暑さにボーっとしてる あなたの頬に押し当てる

怒られちゃうかな…
でも、ついやってしまう
困ったように笑うあなたが堪らなくいい

次々と上がる花火の小休止
隣のあなたに名前を呼ばれた

視線が絡む長く短い3秒のあと
一瞬大きな大輪…歓声…

あなたが何か呟いた
聞き取れずに聞き返したら
「 何でもない 」と、あなたは笑った

儚い「 好き 」が加速する夏…

そしてあの日と変わらない
花火の音が響いて消えてく…

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・

実話ではありません。
きっとこんな感じに憧れていたのだと思います。
青春時代が砂漠でしたから。
でも、そのおかげで「 昔は良かった 」と言わずに済むので、これでいいのだと思います。今がそれなりに楽しいですから。
ほんと、毎日毎日暑いですね。そんな大した事しなくても疲れやすく、夜はグッタリです。睡眠をたっぷり取って体力温存しなきゃ…ですね。