気圧のせい？ 体調のせい？ 何をするにも面倒くさい日がある ひととおりの家事を終えた休日の午後 スマホを開くと楽しそうな 写真を上げてる友人のSNS ため息混じりで画面を閉じた 私は私と割り切っていても 心の何処かで血を流す 疲れてる？ 歳をとる度、諦…

涼しい朝 今年最後かもしれないアイスコーヒー 曖昧な季節に揺れる花 難しい事など置いといて 綺麗なものだけをコラージュ出来たら 風鈴の音はやがて鎮まり 実りの知らせがあちこちから届く 黄金色が唄いだす 木々が色付きの準備を始める 雲の隙間に気持ちを…

カレンダーを一枚めくる 夏らしい事 今年も何もしてないな… いつからだろう 夏を心から楽しめなくなったのは これが大人になるという事なのだろう 8月の終わりと9月の始まり 日付けを一日 跨ぐだけなのに 大きな境界線をいつも感じる 夏の終わりのありがちな…

寒さを知らなければ 桜は咲かない暖かさも感じなければ桜は咲かないきっと私たちも同じ楽だけを選んでは花を咲かすことは出来ないんだ寂しいけれど 哀しいけれど旅立つ君を見送ろう燃える温度に溶けそうな夏も切なさに枯れそうな秋も北風に凍えながら耐える…

真っ青に澄んだ空に 冷たい風が流れています遠くの山が真っ白に気高く聳え立っています小さな花の声が聞こえ始めた街の中環境が変わる人の心がざわつき始めていますそちらから見る景色はどうですか？いい春の日ですね心の重りを置いてってください自由に空を…

近所の道の駅で催されている 餅つき大会 無料で、きな粉餅が振る舞われる。 我先に我先にと群がる人々 私はどうも その人の波に入れない 外からボーっと ただ眺めるだけ こういう光景を見ると、子供の頃に怖いと思った 「 蜘蛛の糸 」の話を思い出してしまう…

流れ行く季節 流れ行く時間 いつもと同じはずの景色が 今日は特別な色に彩られる 希望の押し付けのような朝は苦手だけど 雲の切れ間から射し込む朝陽が 不覚にも希望の色に胸を染め上げる 寒気に晒された光が やわらかく行き先を照らす 手探りの中 光の射す…

純粋な瞳の奥に 映る光 いつも輝きを失わないで 深い深い闇も 止まらない波も ずっと照らし続けて行くのだろう 透明度の高い眼差しで ただ見守られていたいだけ ひっそり浮かぶ その姿 ただ見蕩れていたいだけ *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'🌙･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

傷つけば傷つくほど 情けなく思えば思うほど 磨かれて輝きを増す原石 暗闇に堕とされたとき さらに輝こうとする魂 何度蹴落とされても 翔びたい気持ちは誰にも止められない くらくら くらくら 今にも溶けそうな炎天下 夢を手放すのを辞めない 背中に受けた声…